日記

「とりあえず100記事書け!」の本質

ブロガー界隈でよく言われる「記事をまず100本かけ!」というスローガン。イデオロギー。
個人的にこれそのまんま解釈したら初心者ほどドツボにはまるなと思ったので、なんとなく考察してみましたの。

ちなみにやたら長くて文字が多いです。この記事自体どーなんですの。

100記事書けの本質

結論から申し上げますと継続する能力および習慣化が目的とした手段かなと思います。その他の要素については正直全く役に立たない手段なので、一旦「続けること」自体に焦点をあてると良いかと思います。

習慣化がどれくらい強力かというのはスティーブン・ガイズ『小さな習慣』が大変腹落ちする形でまとめられておりますのでおすすめです。

そして、これは「手段」でありますから、「とりあえず100記事!」と叫んでめちゃめちゃ要領の悪いやり方で明後日の方向に転がっていったら目も当てられません。先人の言葉を鵜呑みにしないで自分で考えられるようにならないと、たぶん収益伸ばすの難しいと思いますよ。

以降、とりとめもない考察です。

基本的に無駄のほうが多いです

はい、身もふたもないですがわざわざこんな方法取らなくていいのにってくらい無駄が多いです。最初から考え方や書き方知ってる人がやるなら意味も出てくるのですが、初心者には酷。

文章力はたぶん伸びない

ふわっとした考えとして言われるのが「文章力が上がる」ですが、いやいや冷静に考えて適当に書きなぐるの100本やって文章力は伸びないでしょ。ライターさんとか記者さんみたいな書くのが本業の人をナメすぎです。

経験によって伸びる部分はあるかもしれませんが、文章を論理的に組み立てる能力とか、セールスライティングの勘所(問題提起からクロージングまでの流れ)とかの専門的な部分はやっぱり体系的に勉強しないと伸びません。要するに努力の方向を間違えたまま猪突猛進するなってことですね。

Maya
時間は有限、勉強がしたいなら効率的にやらないと馬鹿ですの

でも文章力は鍛えたいわ!ってお考えの場合、そのばかみたいな100本ノックにこだわる暇があったら「沈黙のWebライティング」を読み込むと良いです。いやほんとに。書き方よくわかってないなら買えっ、迷ってる暇あったら買えっ。

ASPからの認証には記事数が必要だが…?

100本とは言いませんが、アフィリエイトを行うにあたってサイトのASP登録審査の合格には記事数が必要です。これはどんなASPであっても必ず要求されます。

したがって、広告に関係ないいわば「捨て記事」をいくつか起こす必要があります。審査に通せたら何でも良いので、だいたい2,000字くらいの記事を10本は起こせば確実に大丈夫だと思います。

Maya
5本か10本で大丈夫ですの。「もしも」なんかは明確に5記事と書いてありますの。

あれ、100本いらなくねーですの?

量だけでは意味がない

「100記事」自体が目標になってしまったとして、半年とか1年とかかけてたら執筆速度が早い人と比較してどんどん置いていかれるじゃないですか。ブロガーに求められるスピード感については「時間当たり何本書けるのか」が重要なパフォーマンスの測度になってきます。

例えば、1日1本書けば100記事って3ヶ月とちょっとで達成できるんですよね。これに対して「9ヶ月で達成できました!」に対して「えらい!」って手放しで褒めるのはなんかすごい残酷な気がするんですよね。無駄が多いことについては黙ってる辺りというか。

Maya
その無駄を改善するプログラムについてはこちらのサロンに〜、ですの

更に量自体がそもそも指標として意味をなしていないところがありまして、例えば川端美帆さんのこちらの本、

ちらっと「ペラサイトだけで」という記述があったのですが、つまり1記事しか無いサイトを複数作って稼いでいるんですよね。

1かけるNでかなりの収益を上げられると聞きますので、やっぱり1サイトで数撃ちゃ当たる論は片手落ちです。

PDCAしましょう

手垢の付いたビジネス標語ですが、Plan-Do-Check-ActのPDCAサイクルは意識したほうがよいでしょう。

「100記事書く!」はこれに当てはめるとDo-Do-Do-Doのイノシシサイクル(サイクルですらない)ですので何も産みません。
ブログなど複数ページあるサイトでこれを実施する場合、

  • 手持ちのネタで5とか10記事書いて
  • 後日GoogleのサーチコーンソールとかSNSの反応を分析して
  • 記事のリアクションから内部リンクやサイトの方向性を補正して
  • 上記を踏まえて、使えそうな手持ちのブログネタで記事をまた書く
Maya
PDCAの基本!ですの

という具合に「少しずつ補正して良さそうな方向を向いていく戦術」がいいのかなと思います。これでやっとPDCAが成立します。むやみに大量に書く、しかも100本なんて大変な割に取り返しがつかなくなるラインを狙う無鉄砲な真似はよして、おちついて歩を進めるのがいいのではないでしょーか!

むすびと運用

てことで、「100本書け!」は無意味ではないが目的ではないという話について確認しました。

以上の内容を踏まえたロードマップとしては、

  • ASPの審査に通るだけの10記事、雑記でいいので書く
  • 書けそうな高単価案件を探して書く

の2点をまずやってみるのが良いのかなーと思いました。

Maya
初心者の「質より量」はまず10記事(2,000–3,000文字x10)、以降は質かな〜って思いますの

この記事もまたいい加減なこと書いてるかもしれませんが、「とりあえず100記事書け!」のいい加減さが気になったので文章にしてみました。それではごきげんよう。

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毒入マヤ

雑記ブログ「毒入日ッ奇」の管理人。思いついたこと書きたいことをひたすら主張しています。 えっと、ここに「収益◯◯万達成!」とか輝かしいこと書けばいいんですの?