サブカル雑誌には価値がある!それこそがサブスクで手に入れるべき理由でもありますの。
本のサブスクサービス、多すぎ
そろそろ皆さん疲れてきているかと思いますが、本のサブスクサービス多すぎなんです。
- Amazon Kindleの自社製電子書籍の読み放題サービス
- コミックシーモア、Renta!などの電子コミックサブスク
- dマガジン、楽天マガジンなどの雑誌サブスク
どれを選べばいいんだ!という迷いが生まれると思いますが、この記事ではそんな電子書籍アプリのおすすめ◯選!なんて手垢の付いた話はいたしません。
そもそも電子書籍である動機づけなんて無いんです、好きな本は定期購読で読みましょう、ただそれだけなのです。
そんなとき、実は「サブスク」のモデルだとそもそも上記サービスでは取り扱いがなくて手に取るのが難しいものがあります。
そう、サブカル雑誌です。
雑誌の物理サブスク(定期購読)サービス
Fujisan.co.jpというサイトを使うと雑誌の定期購読サービスを申し込むことができます。
Fujisan.co.jp自体はふつうの書店ではあるのであらゆる雑誌が定期購読できます。
したがって、たとえば
- 四季報
- PRESIDENT
- オレンジページ
といった有名所も読むことができます。
しかしですね、この辺の雑誌ってAmazonでも取り扱いがあるし、なんなら古本屋にも豊富に取り扱いがあったりするわけです。
だったら単にかさばるだけなので、今どき物理の本で読む利点ってあんまりないわけですよね。
それでも!この時代にあえて物理媒体(本物の本)定期購読するものというのが1つだけあります。それがサブカル雑誌なんです。
そしてFujisan.co.jpにはAmazonに取り扱いのないサブカル雑誌の定期購読が揃っています。上でいきなりFujisan.co.jpを推した理由はこの一点に尽きるからです。
サブカル雑誌の物理サブスク(定期購読)、3つの利点
というわけで、私が定期購読している物理書籍「トーキング・ヘッズ叢書」です。
これって日本のアンダーグラウンドシーンのアート(イラスト、音楽、演劇、ドールなど)を総合的に扱ったサブカル誌で、毎月1冊読んでおくと現在のアンダーグラウンドシーンのトレンドであったりとか、書籍が取り扱うテーマに沿った作品群の情報を手に入れることができます。
話を戻して、こういった通常の需要とは反対向きを向いているタイプのサブカル雑誌は、電子書籍ではなく物理媒体で定期購読すべきです。その理由を追っていきましょう。
「物理媒体」はなくならない
物理媒体は消滅しにくいです。火災や紛失のリスクはあれど、実は電子書籍より遥かになくなりにくいです。
そして、実は電子書籍の購入手続きで買っているのは電子データを閲覧する権利であり、サブスクもそれは同様です。
![](http://dokuiri.com/wp-content/uploads/2023/07/fukidashi-300x300.jpg)
ということは、物理の書籍と異なりサービス提供側によって一瞬にして締め出すことが可能です。つまり「今まで読めていたものが読めなくなる」という現象ですね。昨日まで入れていた図書館に、今日からいきなり入れなくなる…みたいなことを想像してください。
たとえばAmazonのKindleが中国から撤退して、購入済電子書籍の取り扱いで混乱しているという情報があります。
物理媒体の書籍は、こういった電子書籍サービス側の都合を受けず、自分の手元にある限りは絶対になくならないというのが大きなポイントになります。
サブカル雑誌はレアになりやすい
「物理媒体」はなくならないの項で説明したのはあくまでも物理書籍と電子書籍の違い。サブカル雑誌であることとは直接関係がないじゃないか、と思った方もいらっしゃるかと思います。
これを踏まえて、もうちょっと前の段落で「有名な雑誌ってAmazonや古本屋にも豊富に取り扱いがある」と書いたことを思い出してください。ええ、有名な雑誌はその辺の古本屋にあるので電子データが消えようが簡単に調達できるんですよ。
しかしですね、そもそも供給が少ないサブカル雑誌ってなくなったら一発で手に入れるのが困難になるんですよ。これは雑誌の他にも小説などでも言えることなのですが、やはり売れ線から外れていると勝手にレアモノになってしまいます。
![](http://dokuiri.com/wp-content/uploads/2023/07/fukidashi-300x300.jpg)
ですので、仮に電子書籍が売っていたとしても、前の項でお話した「電子書籍はサービス提要側のさじ加減で吹っ飛ぶ」というリスクを考えると、サブカル雑誌に限って言えば、絶対に手元に置いておいたほうが良いです。
電子書籍がない
ここまで「電子に頼るな!」って言ってきましたが根本的に電子書籍が存在しないサブカル雑誌のほうが多いです(身も蓋もない)。
たとえば先程掲載しましたトーキング・ヘッズ叢書も実は電子書籍の購読サービスが存在しません。故に、物理の購読サービスの取り扱いがあるサービスを探してくる必要があったわけですね。それがFujisan.co.jpであるというわけです。
![](http://dokuiri.com/wp-content/uploads/2023/07/fukidashi-300x300.jpg)
Fujisan.co.jpはサブカルも含めて10,000点以上のタイトル(しかも書店に並ばない本もある)の取り扱いというところが非常に強力で、実際トーキング・ヘッズ叢書も書店にないタイプの雑誌だったりします。
かつ定期購読だと割引も効きますので、何かしらの雑誌を読みたい、けど供給が少ない(ココ大事)ものを探しているならば、個人的にFujisan.co.jp一択です。
むすび
雑誌の需要と供給から電子書籍の欠点の話をしつつ、「サブカル雑誌の定期購読取り扱いサービスがあるところ」を探しても中々見つからないということが発生するので、今回、この記事で
Fujisan.co.jpを紹介してみました。
トーキング・ヘッズ叢書、ほんとにいい本なんですけどまともに定期購読できるのFujisan.co.jpしかないんですよ。
私以外にもサブカル雑誌読みたいけど入手するのが大変だ、とか、高く付く、みたいな方がいらっしゃいましたら、その一助となりましたら幸いです。