よく考えたらAmazonより遥かに安く似たようなことができますの。
物販リアル店舗不毛の地方
私は東海地方に住んでいますが、皆さんどちらにお住まいでしょうか。東京?あっそう、さようならー。
てことで本記事は地方住まい、特に東京・大阪・名古屋・札幌・福岡といった大都市や地方都市から遠いところにお住まいの方を対象とした記事になります。
それはなぜか?チェーン店すら不毛の地である辺境に住んでいる人に有益な記事だからです。例えば鳥取県なんか名指しで県単位で不毛の地呼ばわりされたりしてますから、救ってあげる必要がございます。
Amazon楽天だよりのDIYは高い!ダイソーDIYの真似ができない!
話は変わって、最近DIYがじわじわとブームです。インテリア小物からお庭、更には大掛かりな建築物まで、自分の手でやってしまおうという面白い趣味の一つです。
さて、地方だとこのDIYにもちょっとした、しかし無視出来ない影響が一つあります。それはダイソーなどの100円ショップが不毛過ぎてネットの情報が参考にならないということです。
よく「ダイソーの◯◯だけでプチプラDIY!」みたいなのYouTubeにあるんですけど、無理なんですってばそれって思いますよね。
そうじゃなくても、その「ダイソーで売ってるやつ」の高い版みたいなのをAmazonで探してまともな値段で購入する必要があったりして、とにかく格差を感じざるを得ません。
もはや愚痴ですが、本当に酷いんですよ。例えば最大手のダイソー、出店規模だけでいえば47都道府県全てに出ているのですが、地方住まいの方ならわかってくださるであろう以下の問題があります。
- なんだか知らないけど自分の周りだけない / やたら遠い
- 店はあるけど探しものが全く見つからない
まるで指の間をすり抜けるかの如く、YouTubeやブログ、SNSで話題のDIY講座の第一歩すら踏み出せないもどかしさを何度も味わう羽目になった方、少なくはないと思います。
そんな中、「ダイソーのネットショップ」というまさに探していたものが見つかりましたので紹介します。
ダイソーオンラインストア
その名もダイソーオンラインストアとそのままのお名前です。
中身もそのまんま、ダイソーの店頭に並んでいるいろんな品物をオンラインで入手できるという願ったり叶ったりなお店です。
ということはスマホの中にダイソーがあるも同然ですから、かなり購入し易いことになります。
探す手間が省ける
地方住まいでモノが見つからない人あるある、店内を駆けずり回るが徒労に終わる。これがありません。 なんならYouTube見てあっこれほしい!ってなったら忘れる前にすぐチェックできるというリアル店舗にはできない強力さがあります。
たとえばこちら、ダイソーのキッチンアイテムの紹介動画なんですが、
これを見て「あっこのみじん切りするやつ欲しい!」って思ったとしましょう。そうしたらダイソーオンラインストアに「みじん切り」って入力するわけですよ。
そうすると「ハンドル野菜カッター」なる「さっき見たやつだ!」そのものが見つかるのでお買い物できちゃうんですね。
地方だからあるとかないとか、探す手間も外に出る支度も全部無視してその場でチェックできる。今更ですがネットショッピングの素晴らしいところですね。それがダイソーでもできてしまうということです。
Amazonや楽天で似たようなことするより遥かに安い
さて、ダイソーといえばなんかどっかで見たことがある商品が100円で売ってるということ。これまたYouTubeやSNSで話題の「ダイソーのこれ実質◯◯じゃん!」的なバズりを見て、ああー安く済ませてみたいけど、地方に住んでるから売ってなくてどうせ真似できないわーを防ぐ可能性として、ダイソーオンラインストアが挙がってきます。
具体例を紹介しましょう。たとえばこちら、ターナー色彩のアイアンペイントという塗料です。おひとつ1,200円。
これを使うと、プラスチックや木材をたちどころに鉄っぽくしてしまう不思議な塗料です。以下は実際にやって見せている参考資料です。
そしてなんとダイソーオンラインストアによく似たものが100円で売っています。ターナーのアイアンペイントが1,200円ですから、その差は12倍。恐るべき価格差が生まれます。
この手のアイテムってリアル店舗だと本当に見当たらないので(地方住まいの方ならわかってくれると思います)、オンラインでぱっと確認できるというのは素晴らしいところです。
以下は実際買ってみた塗料の数々。下地処理のプライマー、サビ金属っぽくするブランズとブラックの塗料にトップコート、併せて440円です。ターナーのアイアンペイント1個の値段を出すと800円くらいお釣りが来るという面白い事になっています。
記事の本題とはそれますが、塗料の効果も大きく変わらない(というか私にとって十分なレベル)なのも確認済です。
ダイソーオンラインストアの欠点
とはいえもともと100円のモノをAmazonみたいにさくさく手に入れられるかと言うとそうでもないのが実情。欠点も上げていきます。
おもにダイソーオンラインストアQ&Aのページから拝借した情報になります。
配送が遅い
まずAmazonや楽天と比較して発送するのに3–7日かかります。
他のネットショップも実はそれくらいでAmazonや楽天が早すぎるだけなんですが、慣れているとやはり「遅いなぁ」と感じがちですね。こればかりは仕方がありません。
在庫は地方ごと
おい結局地方単位で差別されるんじゃないか!!って思った方、落ち着いてください。
例えば北海道とか、青森県とか、そんな感じで都道府県単位で流通のコントロールが決まっているというだけの話で、商品そのものが存在しないということは無いようです。
カートに入れようとしてみて在庫がなかった場合、ちょっと待ったら復活するので店舗で無い無いと駆けずり回る必要はやはりありません。
1,000円から
さすがに100円の品物1個だけ配送というわけにはいかないらしいです。お店側の都合を考えたらたしかに採算とれないでしょうから、そんなものでしょう。
しかし、裏を返せば1,000円分買えば送ってくれるということなので、最近は300円商品などもありますから、気になるものをカートに放り込んでいけば意外と簡単に達成できちゃったりします。リアル店舗でもそういうことありません?
送料が高い
ネットショッピング全般に言える問題ですが、どうしても送料がついて回ります。
詳しくはQ&Aのページを参照して頂きたいのですが、基本的に送料は770円(北海道は880円)かかります。ということは、最低限の1,000円分購入した場合1,770円くらいかかるということですね。
これはよその雑貨系ネットショップとそこまで変わらない水準なのですが、それでも高いものは高いですよね。ここは了承して買い物する必要があります。
総評
以上デメリットもありますが、総じて
- 出かけなくて良い
- 店舗をうろつかなくていい
- 確実に入る
- 安く済む
などなど数々のメリットをゲットできる点で、ダイソーオンラインストアは大変有用じゃないかというのが私の考えです。
お菓子とかちょっとした文房具ならリアル店舗言ったほうが速いし安いんですが、DIYグッズとかYouTubeでバズってるグッズって探したら本当に見つからないんですよ、地方住まいの人って(わかって!)。なので特にDIYの人に絞りつつ紹介させて頂きました。