座ることがリスクなら立ってやればいいですの
座って作業することのリスク
みなさま、座ってると寿命が縮むらしいことをご存知でしょうか。
いやいやそんな馬鹿なとお思いかも知れませんが、明治安田生命の以下の記事によると、座って作業することが長引くことによって、血行不良や代謝低下で様々な体調不良を招くことがわかっているとのことです。
長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼすことがわかってきました。座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があります。1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。この悪影響は、週末に運動する程度では打ち消すことはできないようです。
さらに、我々の調査では、1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、メンタルヘルスが悪い人が3倍も多いこともわかっています。
(【「座りすぎ」は万病のもと!?】節より引用)
平たく言うと座ってばっかりだと寿命が縮むってことです。人生100年時代と言われているのになんという仕打ちでしょう。言い換えるとデスクワークが中心のお仕事や趣味をお持ちの方は短命になっていくとも考えられそうです。
ああ、私まさにそれなので短命になっちゃうのだわって感じです。理不尽なのでなんとしても避けたい!
スタンディングデスクのすゝめ
そこで考えられる対策が、単純に座らないで作業すれば良いということ。仕事中は流石に無理かもしれませんが、帰ってきてからの活動を座らないものに置き換えれば良いかも知れませんよね。
パソコンで動画を見る、パソコンで絵を描く、パソコンで音楽を鑑賞したり作曲する、そしてパソコンを使ってブログを執筆する、いろんな「パソコンを使った活動」に対して効果を発揮してくれるでしょう。
というわけで、スタンディングデスクというその名の通り立って作業する用の脚のながーい机を紹介してみます。
スタンディングデスクとは
スタンディングデスクとは脚が長い机です。イメージがつきにくいので以下の画像を御覧ください。
こちら、椅子の座面の位置に対して机の天板の位置が明らかに高いことがおわかりいただけるでしょうか。
このように、作業スペースの位置が立っている姿勢に最適化されている机のことをスタンディングデスクと呼びます。明らかに普通の机とは勝手が違ってくるので、思いつくであろう疑問に回答していきましょう。
スタンディングデスクの高さ調整は?
さてスタンディングデスク、立って作業と言っても人によって身長はバラバラのなかどうやって天板の高さを合わせるのだという疑問が生じます。
ですがそれに関しては問題ありません。こちらの画像は学習机のパターンですが、こんなふうに高さの調節ができます。
「高さの調節ができます」とか言っても、「実際ネジ外してガチャガチャしてやらないといけないから面倒くさいんでしょ?」とお思いの貴方、違います、最先端のスタンディングデスクはモーターで電動調節できます。
なので、先ほどの学習机であればお子さんの成長に併せて、通常の作業用デスクであれば、使っていくうちにコレくらいの高さが良いなと思ったら簡単に変化させることができます。
座って作業できる?
長い目で見たとき、なんだかんだでスタンディングデスク飽きたという事件が発生するかもしれません。 そんなときに座って作業するために転用できなければ産業廃棄物確定じゃないですか。それは避けたい。
…のですが、問題なく座って作業できる高さまで下げることができます。
昇降範囲が広い
色々と検討したが、大抵の製品は70cmくらいから、60cmまで下げられる製品はそう多くない。
私は普段64.5cmのデスクを使用していて、ちょうどよい感じです。もう少し高くてもよいが、いずれにしても70cmは高すぎる。
そのため、60cmまで下げられる製品は貴重!
スタンディングデスクと組み合わせると良いものは?
立ち作業ならば立ち作業のときに使える健康器具がよい、ということで、日本の伝統的なアイテムを一つ紹介しましょう。
日本が誇るヘルスケアアイテム・足つぼマッサージです。もうこれしかないでしょう。 座った態勢だと体重がかからないのであまり意味がないのですが、スタンディングデスクであれば本来の使い方と全く同じことができるので相性抜群です。
よくバランスボールとかエアロバイクとか提案されるんですが、結局座った態勢になってしまい意味がないので、やっぱりこれが最強だと思います。イボイボが痛いなら竹踏みでもいいでしょう。
スタンディングデスクの値段は?
でも、お高いんでしょう?と思ったそこのあなた、モノによります!
例えば、本記事で紹介しているFlexiSpotというブランドの、電動昇降機タイプで一番安いものだと28,380円。ニトリの机と大体同じくらいの価格で買えます。
ほか、もうちょっと高いやつだと61,600円くらい。
ニトリの平机が20,000円くらいすることを考えると、実はスタンディングデスクだからといって極端に大きな費用がかかるわけではないのがわかるかと思います。安めのモデルを選べば十分手が届く範囲です。
むすび
というわけで、座り姿勢が長引くことのリスクと、その解消としてのスタンディングデスクの紹介でした。
気になった方は以下の画像からFlexiSpotスタンディングデスクのサイトに飛んでみてください。