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海無し県(内陸県)でもおいしい魚を食べる方法

内陸県というデメリットも文明の力でクリアですの!

内陸県の魚美味しくない問題

海なし県の皆様ごきげんよう!

定食屋そのほか色々なところで見かける魚がウンザリするほどおいしくないという事実と向き合っていらっしゃいますでしょうか。

それとも、まぁ肉でいいかと見て見ぬふりをしていらっしゃいますでしょうか。

いやいや現実をご覧になりましょう、海無し県って魚がおいしくないんですよ(2回め)。

Maya
由々しき問題ですの
海無し県の魚がおいしくない理由

魚がおいしくない理由は簡単です、運んでくるうちに駄目になるからです。

内陸県は当然海で採った魚を冷凍して運んでくるわけですが、まぁその間にまずくなっちゃいます

冷凍技術は発展しているのですが、流石にコスト面を考えると特別な方法を取っているわけではないので、運んでいる間にドリップなどの理由で風味が落ちていることが推測されます。

ドリップとは、魚から出る赤い液体のことです。水分やタンパク質、うまみ成分などが含まれていて、処理しないと生臭さや変色の原因となります。

(刺身は冷凍できる? 冷凍のポイントや解凍方法をご紹介, iwaki より引用)

海に面した県だと、物理的に海が近いので、鮮度が高いまま冷凍せずに市場に並んだものを、ご家庭で召し上がることができるので、おいしい魚が食べられるというわけですね。

どうやって海無し県でも魚をおいしく食べるか

そんなわけでどうして海無し県の魚がおいしくないのか理由を考察しましたが、考察とかどうでもいいからうまい魚を食わせろって話ですよね。

考察からさらに考えると、つまり以下の理由を満足できれば、海無し県まではるばる運搬してきてもまずくならないのでは?と考えられます。

  • 冷凍方法が特別(ドリップを出さない)
  • 鮮魚が無理なら加工して運搬する

まず1つめ、コスト面はちょっと悪くなりそうですが、普通に冷凍してダメなら特別な冷凍で鮮度を保てないかということです。書いてみましたがそんな方法あるのでしょうか。

そして2つめ、冷静に考えると冷凍食品は極端にまずくないか、「それなり」でも一定の品質を保っていることから、じゃあ鮮魚は諦めるから他の方法でなんとかしてくれ、というのが思いつきました。

冷凍食品のように画一的な品質の焼き魚とか煮魚を用意できれば、それはそれで良いことのはずです。でも焼き魚はさすがに見たことありませんね。

Maya
いろいろと都合が良いですが本当にありますの?

ミールキットという選択肢

以上の条件を満たす魚料理の手段、それがミールキットです。

ミールキットとは、一食分の食材・調味料さらにはレシピなどを一式のセットとした、調理を簡便化するキットである。

(ダイヤモンド・チェーンストアオンラインより引用)

予め刻んだりしてあってあとは焼いたり煮るだけ、みたいな状態にまとまった食品キットです。

焼き魚や煮魚みたいなトリッキーな料理にそんなものがあるのか?というと、魚に特化したミールキットというのが近年クラウドファンディングで大ヒットして登場してきました。

その名もサカナDIY。シンプルでわかりやすい名前が素敵です。これ、ありそうでなかった鮮魚並の魚料理が手軽にたくさん楽しめるキットで、とても素晴らしいので紹介しちゃいます。

鮮度が保たれる

先程「冷凍方法が特別で加工品ならそこそこ鮮度保てるんじゃ?」って考えましたが、ミールキットという形式を取ると「鮮魚を加工して冷凍した状態」になるので、それが概ね可能です。

更に、サカナDIYに限って言えば「プロトン凍結機」による特殊な冷凍を施してあるため、市販の冷凍魚より遥かに風味の低下が抑えられています。数値で明確になっているため、この手の紹介にありがちな曖昧さはありません。


ということなので、味については期待が持てることがわかります。

さばかなくていい

「加工品を冷凍して送る」という性質から副次的に発生する、それでいてかなり大きな効果なのがさばかなくていいという点。

魚といえば例外なくついて回るのがさばかないといけない点。あるていどやり方を調べないと悲惨なことになりますよね。切り身で売っているものもありますがそれこそ海無し県だとマズイやつ筆頭です。

Maya
見渡す限りハズレばかり

じゃあどうすればよいか、その答えを一つ出してくれたのがサカナDIYなのかなと思います。「ミールキット」という第3の選択肢によって、先の冷凍技術も相まって手間なくおいしい形に着地してくれました。

画像でいうとこんな感じにパッケージされたものが届くようです。確かに出して調理するだけなので簡単でよいですね。


目利きで「アタリ」を必ず引ける

さて、おいしそうだ!とは言え、キット系のハズレにありがちな低コストで適当に選んだやつが送られてくる問題が残っています。

そこもサカナDIYなら安心感があって、ちゃんと職人が目利きして市場から買付しているという気合の入れよう。

下関でふぐの目利きをしている職人が旬の地魚を厳選、買い付けは漁師さんや市場から直接行っています。

ここまでやってるのは私の知る限りだとOisixの野菜仕入れくらいしか知りません。

ちなみに出来上がるものは

  • のどぐろの塩焼き
  • 真ダコのカルパッチョ
  • あおり烏賊の刺し身
  • まとう鯛のホイル焼き

といった海あり県でも狙って食べられない逸品が揃っております。魚料理って手間がすごくて、海なし県だとそんなに頑張ってる割においしくないので、この欠点を全部払拭できるミールキット、やっぱりいいなぁと思いました。

むすび

いろんな種類の調理ができる魚料理のミールキット、海なし県の人にはかなりいい情報だなーとおもったので紹介してみました。

ああそうそう大事なこといい忘れてました、ぶっちゃけ高いんですよ。でも常に魚料理ばっかり食べるかと言ったらそうでもないと思いますので、海なし県のごちそうとして時折賞味するのがいいのかなと思いました。

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毒入マヤ

雑記ブログ「毒入日ッ奇」の管理人。思いついたこと書きたいことをひたすら主張しています。 えっと、ここに「収益◯◯万達成!」とか輝かしいこと書けばいいんですの?